ライブラリー

ハチクマ

いのちのたび博物館

日本各地で繁殖し、東南アジアで越冬する猛禽類です。秋の渡りの時期には数千羽が北九州市上空を通過します。衛星追跡によって、五島列島から大陸まで、東シナ海(約700km)をノンストップで横断することがわかっています。春には朝鮮半島経由で北九州市に入り、それぞれの繁殖地へと分散します。ハチの子が主食であり、スズメバチ類やミツバチ類の巣を襲います。